プロフィール

丹波篠山市に生まれ育った私は、当時、都会に憧れを頂いていました。地元で生きていく選択肢もなかった中で、大学進学時には大阪に下宿をしながら過ごしていました。当時、就職氷河期の時代で就きたい職業にもなかなか就けず、最終的にフリーランスのWebエンジニアとして仕事を始めることになります。
大阪、神戸、東京などに拠点を移しながら、インターネットを活用した収益事業を行い、3年が経過する頃には生活に困らない程度の収益を獲得することができました。
そんな中、2014年に日本創生会議から発表された「消滅可能性都市」と呼ばれるリストの中に、丹波篠山市（当時、篠山市）が掲載されていることを知り、自分の地元がこのままでは消滅してしまう可能性があることに危機感を覚えました。自分が持つITの技術を使って、地元の役に立つことはできないかと考え、2015年に地域の情報を発信する会社「株式会社いなかの窓」を設立しました。それ以来、自ら地元の情報発信を行うローカルメディアの運営や、地元企業や自治体のホームページ制作を行いながら、丹波篠山の魅力発信に貢献しています。